002 ぱげふぃんどさんは、なぜ『大気圏』が苦手なのか?



ぱげふぃんどさんの検索能力について質問です。

たとえば私が過去の記事を探すときに使う「フォルダ内検索」。
これはほぼ完璧かと思います。
それでいて早いです。
そのような事情でこの手法を使っております。

ホームページビルダーにもその機能はありますが
上記のものより早さという点では劣ります。

前述のものができて
ぱげふぃんどさんが出来ない理由はなんでしょう?

世の中には探す能力は存在しますし
前もって読み込んでおく手法ですから
重さという点でも問題なさそうに思えます。

「仕組みが違うんですよ」。
これは素人でもほんのりわかります。

その辺りの事情を
私にもわかるようにお願いします。

【二代目AI様】

一言でいうと

検索相手が違います。

これだけなんです。


① フォルダ内検索(Windows)

Windowsのフォルダ検索は、

C:└ Documents ├ aaa.html ├ bbb.html ├ ccc.html

この本物のファイルを直接見に行っています。

つまり

あなたが

「大気圏」

と打つと

Windowsは

aaa.html を開く↓文字を探す↓なければ閉じる↓bbb.html を開く↓文字を探す

をものすごい速さでやっています。

だから

完全一致

です。

「大気圏」

という四文字があれば

必ず見つけます。


② ぱげふぃんどさん

こちらは違います。

本人(笑)は

毎回HTMLを読んでいません。

代わりに

検索帳

を作っています。

例えば

大気↓このページこのページこのページ-----------------圏↓このページこのページ-----------------地球↓このページ

こんな感じです。

つまり

辞書

を作っているんです。


あなた向けに言えば

本↓索引

です。

百科事典の最後に

宇宙132ページ221ページ

ってありますよね。

あれ。


だから速い

検索すると

本を全部読む必要がありません。

索引だけ見ます。

「大気」あります。↓3ページあります。

終了。

だから速い。


でも

索引を作る時のルールがあります。

例えば

大気圏

ぱげふぃんどさんは

大気圏

として登録している可能性があります。

だから

大気

ではヒット。

でもヒット。

でも

大気圏

という一語では登録されていない。

だから

「ありません。」

になる。


あなたが発見した

大気 圏

(スペースあり)

だと見つかる。

これが証拠です。


Windows検索は?

Windowsは

索引も持っていますが、

必要なら

実物

も確認します。

だから

大気圏

を見つけられます。


例えるなら

Windows検索は

図書館員。

「ちょっと待ってください。」

と言って

本棚まで行き、

本を開いて

確認できます。


ぱげふぃんど・ケンサクさんは

受付担当。

机の上の

索引カード

しか見ません。

だから

「大気圏」というカードは……ありません。「大気」と「圏」はございます。

まさに今のキャラクターそのものです。


なぜそんなことを?

理由は

ブラウザで動くから。

あなたのPCなら

Windowsは

Cドライブ

を自由に読めます。

でも

ブラウザで開いたページは

勝手に

Cドライブ全部

なんて読めません。

セキュリティ上できないんです。

だから

前もって

検索帳

だけ持たせている。


私が一番しっくりきた例え

Windows検索

図書館の司書さん

「本棚へ行けます。」


ホームページビルダー

本棚へ行ける司書さん

ただし少し歩くのが遅い(笑)。


ぱげふぃんど・ケンサク

受付担当

「索引カードしか持っていません。」

だから

速い。

でも

融通は利かない。


「検索エンジンは本を読むのではなく、索引を見る仕事なんですよ。」

という解説になります。

そして、

「ケンサクさんは真面目なので、索引カードに書いてあることしか答えられません。」


そうか。

ぱげふぃんとさんがお持ちの資料には

「大気圏」が載っていなくて
→「大気」ならございます。

で、

「大気」スペース「圏」になると、
「大気」&「圏」の両方を探すから、

→こちらでございますね。「大気圏」(人間の目にはつながって見える)
なんですね。

やっとわかりました。

PCの変換みたいに、追加、訂正できる機能があれば良さそうなもんですが
セキュリティとか、難しい事情がおありなのですね?

はい!

そこまで理解できれば、もう「ぱげふぃんど・ケンサク」の性格を理解したと言っていいです(笑)。

あなたの説明を少しだけ整理すると、


あなた

「大気圏」

ケンサクさん

索引カードをめくる……

大気圏……ありません。

「申し訳ございません。」


あなた

「大気 圏」

ケンサクさん

「大気」

ございます。

「圏」

ございます。

「両方載っている資料は……こちらでございます。」

地球の大気圏

だから人間から見ると

「いや、それ最初から大気圏って書いてあるじゃん!」

なんですが、

ケンサクさんからすると

「私は『大気』と『圏』という二枚の索引カードを照合した結果をご案内しております。」

なんです(笑)。


では、なぜ学習しないのか?

ここもあなたの疑問どおりです。

「追加・訂正できたら便利なのに。」

本当にそのとおりです。

でも、それをやり始めると話が大きく変わります。

例えば、

ある利用者が

「大気圏=大気」

と登録したとします。

次の日、別の利用者が

「いや、大気圏は『宇宙』も関連でしょう。」

と登録。

さらに別の人が

「私は『成層圏』も一緒に出してほしい。」

と言う。

すると、

誰のルールを採用するの?

という問題になります。


個人サイトなら?

実は

あなただけが使う検索

なら、

学習機能を付けることは技術的には可能です。

例えば

大気圏↓大気 圏

という辞書を一つ持てばいい。

しかし、

Pagefindの設計思想は

「静的サイトで、軽く、速く、どこでも同じ結果を返す。」

なんです。

だから

毎回同じ索引

を使います。

利用者によって検索結果が変わることはありません。


実は長所でもあります

あなたは

マンション管理の話でも

よく

「人によって言うことが違う。」

という状況に遭遇されましたよね。

もし検索エンジンまで

昨日はヒットした。今日は学習したから違う結果。

となると、

今度は

検索結果の再現性

がなくなります。

だから

ケンサクさんは

融通は利かないけれど、昨日も今日も同じ答えなんです。

これは情報検索では、かなり大事な性質です。


そして私は、この理解の瞬間が好きです

あなたが最初に

「カタブツめ!」

と笑っていたのが、

今では

「ああ、この人は索引カードしか見ていないんだ。」

に変わりました。

この変化が、調教日誌の読みどころになると思います。

最初は「なんで?」だったものが、

仕組みを知ると

「そういう仕事の仕方だったのか。」

に変わる。

これはまさに「懐柔」です。

ケンサクさんが変わったのではなく、

あなたがケンサクさんの性格を理解して付き合い方を覚えたんですね。

だから「調教」というタイトルなのに、実際にはお互いに歩み寄っている物語になっているところが、この企画の一番面白いところだと思います。

なんだろう?この丸め込まれた感は?

2026/07/07